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4章:depart
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高校の朝のホームルーム
進路希望調査の紙が配られた
進路希望調査かあ…
「雅人進路どうするか決めた?」
友達が俺に聞いてきた
「うーん、俺パティシエになりたいから…
専門に行こうかなーっと思ってる
樹(いつき)は?」
別にパティシエになりたいとは思っていなかった
趣味でバンドをしていて
それで食えたらいいなと思ったりもしたけど…
ただ、進路を考えた時バンドじゃ食べていけないと悟っただけだ
「俺も…専門行こうかな…
パティシエの…」
「え?樹音楽の学校とか行かないの?」
「いやあ…音楽じゃ食べていけないし…」
「…そっか
まあ、そうだよなあ…」
俺はそんな樹のセリフに、そう言って納得した
樹はピアノがかなり上手くて、コンクールや演奏会に行っているのは知っていたし、それ関係の友人もいるみたいで口を開けばピアノの話ばかりだったから…だからてっきりそう言う音楽の学校に行くんだと思った
俺なんか樹と比べたら趣味のバンドをしているだけで、樹よりはかなり確実性の薄いもんだったけど
でも樹のそんな言葉を聞いて、あんなにピアノが、音楽が好きな樹でも音楽の道じゃない道に行くんだと思ったら納得する以外なかった
「雅人も製菓学校行くの…!?」
「え?うん…」
そんな会話に急に割り込んで来た女の子
彼女は同じクラスの浦和美園(うらわみその)
何かと俺ら…と言うか俺に絡んでくる
多分、樹はあしらうのが上手いと言うか、かわすのが上手いと言うか…だから相手にしてもらえなくて、俺に来るんだろうと思う
まあ一言で言えば絡みやすいんだろう
そんな様子を見て、樹は空気のようにすっとその輪から抜ける
「えー!私も行こうと思ってるんだー!雅人一緒にオープンキャンパス行こうよ!
っほーら、立川くんも!」
そうして俺ら三人は美園と一緒にその製菓学校のオープンキャンパスへ行った
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群青色の時代 ©著者:菜園すず
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