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2章:過去〜8月15日 (1/12)

2章:過去〜8月15日

「あつーい、アイス食べた〜い」

「そんなダラダラしてないで、手伝いなさいよ。」

暑くてたまらなく居間にある扇風機の前でダラダラしてる私にママが言った。


「そう言えば、あのお屋敷に誰か引っ越してきたみたいね。あんなところに引っ越してくるなんてどんな人かしらねー」

「さぁあんなところに引っ越してくるぐらいだから変わりもんなんじゃない?」

て、答え終わった時にはもぅママはいなかった・・・


(なんだよもう!!話し聞けよ)

♪♪♪♪

着信 カナコ

「はいはーい」

「クミ?今日浴衣きてく??」

「暑いし迷ってる、カナコは?」

「着て行こうと思ってる!クミも着て行こうよ!!!」

「カナコが着てくなら着てこうかな」

「着てこう?7時に迎えに行くから!!」

「了解!じゃぁね〜」


(ふぅ浴衣だすか、どこだっけなぁ)

「ママぁ浴衣どこにあるっけ〜?」

・・・・

(出掛けたのかな?)

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不思議な国 ©著者:雄菜

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