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6章:年下の男 (13/13)





無条件で幸せになる事なんて出来ないんだと学習した。



荷ほどきをしてる間
これからは1人で生きてくのか、とぼそぼそと思いながら部屋が仕上がって行く。
新しい職場は小さな会社で、社長、副社長、営業マン数人いて、寿でやめてしまった事務方を募集していたから経理や事務的な事を出来れば即採用、な会社だったんだと思う。

「急募」だったから。




社長「いやぁ、こんな美人3に来てもらえるなんてラッキーだなぁ。」


私「いえいえ。
採用していただき、本当に感謝してます。」



社長「銀行員、なんでやめたの?あ、言いたくないなら言わなくて良いからね?
ほらその、女性って再就職今特に男性より厳しいって聞くからさ、興味本位なだけだから。」



常に何だか申し訳なさそうに話す社長


そこそこ儲かってる会社の社長では珍しいタイプだ。




私「寿の予定だったんですけど流れてしまって(笑)」



社長「わっ!!
僕、なんて事聴いちゃったんだろ、ごめんね!!」



私「あ!全然問題ないです。
病んだりもしてませんし、本当に大丈夫なんで。」



社長「そぉ?
それなら銀行さんに戻ろうとか思わなかったの?」



私「同じ職場だったんです(笑)」


社長「あー、僕
口開かない方が良いね。」



恐縮しきりだった。
何だか憎めない人って印象。




私「いえいえ(笑)」



社長「いつから来てくれる?」



私「お任せします。」



社長「そぉ?生活費とか切羽つまってる?」



私「いえ、そこまでは。
退職金出てるので。」



社長「そぉ?
じゃあキリがいいから来月からはどぉ?
10日後くらい。」




私「宜しくお願いします。」



社長「はぁ、でも良かった。
こんな美人さんが来てくれて。
うち、男しかいないから事務員さんくらいは女性に来てほしいって思っててさ。

今までいてくれた子も女性で、10年、その前の子も。
すぐ寿しちゃうからさぁ。」



私「じゃあ私も寿出来ますかね?」



社長「出来ればそうならないでほしいかなぁ。」



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身も心も ©著者:愛希

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