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5章:本題 (22/22)






麻木「本当はやだよ?


でも俺もステップアップしないとだし、それには令子さんにいてほしいけど、強要はしたくないし、出来ないし。


どんなふうにしていいかわかんないんだよ。」



私「大丈夫、あなたは今よりきっと素敵になれるわよ。


ただし、うちに戻って来ようと思ったらダメよ?
気持ちが負けちゃうから。」


麻木「戻ってくんなって?」



私「そう。

良いタイミングだったのよ。
麻木くんからこの話をされなくても私、一旦1人になりたいって言うつもりだったの。」




麻木「何だよそれ。
俺、スゲーださいじゃん。」



私「違う違う、タイミングがあってたのよ、それだけ。



これまで有難う。」




麻木はそれでも私を強く抱き締め、また車に乗り込んだ。






私は見えなくなってもそこに立ち尽くす。
涙は出なかったけど、沼田のところに戻れる!!って感じでもなかった。


でも麻木くんについてく気持ちは湧かないからこれで良かったんだと思う。
この土地、家が本当に気に入ってるからかもしれない。

少しずつお直しをしたりして、定期的に来る優子たちがそれに気づくか楽しみだったりもする。




麻木が海外に行ったのを確認して、沼田に連絡を入れた。




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鉄の不文律 ©著者:愛希

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