ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:勃発 (2/14)





これまでもそうだったけど、幸せだなと感じるとそのうちそうではなくなってしまったりする。
私だけかもしれないけど。

私がそう動いてるのだろうか。




葉山とは居候から計算するとかれこれ5年になる。
とっくにアラフォーだ。
当時はアラフォーとか言う単語はまだなかったかもしれない。





葉山「今日遅くなる。」


私は「何時?」と聞いてしまいたくなるけど、聞かない。



私「わかった。」





相変わらず私がお見送りして、家事して出勤というスタイルだ。
この頃、沼田さんからイラストだけではなく文章も、と言われるようになり、見開き2ページ与えてもらうようになっていた。
正直、定時で上がって帰宅して炊事して、なんて億劫だったりする。
それに葉山は週の半分は残業と言って深夜帰宅。

炊事をやらなくて済む訳ではないけど、買い食いするならしなくて済む。
私に2ページ渡したもんだから沼田さんも少し余裕が出来たのか、最近少し柔らかくなった気がする。


柔らかく、だけではない。
少し距離が近くなった。





物理的に。





25 /119

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

鉄の不文律 ©著者:愛希

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.