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16章:亜也-Ⅱ
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16章:亜也-Ⅱ
隔週でデートを重ねてたが、時折手を繋ぐだけで康二はそれ以上求めてこない
一方須崎は亜也が康二と身体の関係になる事を望むような態度だった
(会長は…どういうつもりで…私とコウくんを)
裏に何か有ると思うと、亜也も積極的にはなれない
『何だまだ抱かれとらんのか?勿体ぶらずに早くサセてやらんか』
『んあっ…ハァハァ…彼は…そんなんじゃ…あぁっ…違う…から…やぁっ…あぁぁぁ…あふっ…かんにん』
四つん這いで尻を高く上げた亜也は、後ろから須崎に貫かれている
『世話の焼ける事だな』
( … )
『佐伯君か…須崎だが…君の愛しの女性が聞かれたいそうだ…電話を切ると彼女が大変な事になるから…分かったかな』
(う…嘘でしょ…まさか…コウくんに…電話してるの)
再び後ろから肉棒が秘口を深くえぐってきた
『やぁっ…シないで…あぁぁぁ…んんっ…アハンッ…いやぁ…コウくん…聞かないで…ハァハァ…あぁっ…電話…アンッ…切って…おねがい』
『ほぅっ…愛しい男に聞かれて嬉しいのか?あやっ…きつく締まっとるぞ』
『やぁっ…あぁぁぁっ…もう…電話…あぁぁぁ…切って…ダメっ…アヤ…うぅっ…オカシク…なっチャウ…ハァハァ…あっあっあっあっ……いっ…イクっ』
達した亜也の目に入ったスマホは、変わらず通話中になっている
(ううっ…コウくん…ごめんなさい…アヤは……こんな…おんな…だから)
『嬉しいのか…あや?イキ声を彼氏に聞いて貰えて』
更に強く秘口が突かれる
『やぁっーー…コウくん…おねがい…あぁっ…聞かないで…あぁぁぁーーっ』
通話中のスマホが目に入ったまま、亜也は快楽の中に堕ちていった
(どんな顔をして…無理だわ……でも…会社…行かなくちゃ…あぁっ…どうしたら…イイの?)
月曜日の出社するために康二が社用車で迎えに来る時間が来たが、亜也は中々家から出られない
(アンな…コウくん……嫌いになったわょね)
いつもの時間には遅れた亜也は、休む事も出来ないので仕方無く玄関を出た
『おはようございます…社長』
無表情のまま、康二が車の後部座席のドアを開ける
( … )
亜也も何も言わずにシートに座り車は発進し、運転する康二はバックミラーすら見ずに運転している
会社迄後少しになった時、康二が口を開いた
『何故…あんな…あやサン…会長とは…どうして?』
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