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12章:亜弥-Ⅰ
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12章:亜弥-Ⅰ
井上亜弥は34歳の人妻で、現在建設会社て事務員をしている
佐藤光治は47歳でいわゆる窓際族と言えるような中間管理職だ
「あっ……………」
「井上サンどうしました」
「佐藤主査…パソコンが」
ブラックアウトしたモニター画面を指差した
肩越しに伸びた手がマウスを取ろうとした亜弥の指に触れた
「アッ……」
「ゴメン…」
咄嗟に2人は手を引き、亜弥は顔を赤くしながら首を小さく振った
光治のしなやかな指がキーボードを叩く
(…コノ…………ユビ)
亜弥には指フェチなところがあり、男性らしくないしなやかな長い指が好みだ
滑らかにキーを叩く指を見て、亜弥の胸はドキドキと高鳴ってしまう
「もう大丈夫だょ井上サン」
「あっ…ありがとう…ございました…主査」
亜弥は赤く染まった顔を伏せながらお礼を言った
光治は普段は書庫に居て事務所に来るのは朝だけ、口の悪い社員からは幽霊主査等と言われている
夜独りのベッドで亜弥は光治の指を思い出す
(アノ…………ユ…ビ)
亜弥は目を閉じ、光治の指が胸に触れるのを想像した
(アァッ…チクビガ…アンッ)
乳首は次第に固くゆっくり起って、キャミソールの薄い布を持ち上げる
想像の指は股間に降り割れ目に沿ってゆっくり撫でた
(ヤアッ…ダメ…シュサ…シナイデ)
指は2本になり左右の陰唇を優しく撫でて拡げていく
(ハァッ…ダメッ…アフレ…チャウ)
秘口が開いて、中から熱い蜜がトロリと流れ出た
(ヤアッ…アァッ…コンナニ…アフレテ)
指はその蜜を掬い、敏感な突起を撫で皮をむいていく
[クチュクチュ クチュクチュ ヌチャヌチャ]
指が秘口を探る度に、卑猥な音が響いていた
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