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10章:礼(短編)
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10章:礼(短編)
根岸礼(アヤ)は36歳の人妻で、今日は大学の同窓だった嶋田功司と2人で飲み屋をハシゴしていた
「何だかね〜家帰っても…つまんないから…ねぇ〜もぅ一件行こうょコウ」
「大丈夫?アヤ…今日はだいぶ飲み過ぎてるけど」
今日礼は、和食の店で日本酒を六号飲み、ワインバーでフルボトルを一本飲んでから、今のバーでカクテルを四杯飲んでいる
「まだ平気ぃ〜…そ〜だカラオケ…コウの歌聞きたぁい」
(何かあったのかな?)
礼は美しくスタイルも良い活発な女性で、学生の頃はミスコンで一位になるなど、学内に知らない者がいない程の人気者だった。
功司が離婚したての頃は、文の旦那で功司の友人でもある涼介と3人で食事したりしていたが、ここ2年程は逢っていない。
昨晩突然礼から電話が有り
「コウ…飲みに連れって」
と誘いを受けたのだった
「コウ…あれ唄ってょ」
礼はマイクを独占し数曲立て続けに唄ってから言った
忘れるくらいなら泣けるほど愛したりしない……誰かに取られるくらいなら強く抱いてキミを壊したい♪
一番を聞いた礼は、目から自然に泪が流れてしまう
「コウ…コウくん…」
礼が突然功司の胸に抱き着くと、功司は優しく抱き締めて頭を撫でてくれる
「ウッウッありがと…コウくん」
「どしたんだょ?…いつも強気なアヤさんが」
「ダメなのっ…もぅっ」
礼は功司の胸に顔を埋め泣きながら少しずつ話した
涼介とは仕事が忙しくスレ違いが増え、子供も出来ない事も有ってお互い愛が覚めてきており、そんな時涼介に愛人がいて妊娠までしてるらしいと、聞かされたのだった
「そっかアヤも…同じか」
功司も嫁に浮気された結果離婚している
「おねがい…今日は帰りたくないの…一緒に居て」
「本気で言ってる?アヤ」
「本気だょ…コウくんは…嫌なの?アヤの事?」
(…)
「あんなヤツ…元々アタシは… コウくんが好きだったの」
「えっ……冗談だろ?」
「だって…コウくんに振られたから…涼介と」
「嘘…振られたのはオレ」
「だって…涼介に頼んだら…コウくんは美帆と付き合うからって言われて」
「俺は…美帆にアヤは好きな人いるからって…」
2人は顔を見合わせ笑ってしまった
「あいつらにハメられたね」
「じゃあ…俺達…相思相愛だったんだ」
見つめ合う2人はお互い腕を拡げ、やがて抱き合った
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