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2章:綾-Ⅱ
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2章:綾-Ⅱ
綾は自分の告白に恥ずかしさでいっぱいになり、顔がこれまでにないほど火照ってしまう。
孝哉は綾の肩を優しく抱き
「ゴメン…俺が変な事口走ったから」
綾は小さく首を振った
(
)
突然頭に軽くキスされ、綾は一瞬身体を強張らせたが
「あやサンの事…大切にするょ…大好きだから」
孝哉の優しく甘い囁きに力が抜けていった。
「コウくん…アヤ…」
再び頭にキスされ
「何も言わないでいい…大丈夫あやサンが嫌な事絶対しないから」
(優しい…コウくん)
綾が孝哉の脇の下から孝哉の背中にそっと手を廻すと、孝哉は綾の背中を抱き寄せた
「あやサン好きだょ」
孝哉が抱いていた手で綾の頭を優しく掴むと、瞳を閉じたあやの額に優しく唇を当てる。
しばらく抱き合って、孝哉が身体を離そうとしたので、綾は離され無い様に弱く腕に力を入れた
「コウくん…もすこし…このママ」
再び胸に顔を埋めると、孝哉が優しく抱き寄せ再び頭にキスしてくれた
「アヤも好きダょ!」
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