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8章:terminalstation
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8章:terminalstation
その日は妹が2歳の甥っ子を連れて里帰りしていた。
志朗とは歳が離れた可愛い妹だった。
幼い頃は一緒に遊んでやったり、勉強を教えてやったりして、志朗に懐き、よく後を追ってきたりもしていた。
そして少し横着をしたり、志朗の言いつけを守らなかったりした時に強めに叱ると涙を流しながら謝ったりしたものだった。
しかし、それも今となっては全て過去形である。
いつの間にか立場は逆転してしまい、離婚して以来ふらふらしている志朗が危なっかしくて見ていられないのか、まるで姉のような振る舞いをしてくるし、上から目線で時には説教までかましてくる始末だ。
特に甥っ子を産んでからは、その強さが格段にアップしたように感じる。
それは妹に限らず、女性全体に言えることなのであろう。
別れた妻もそうだった。
その変化を受け入れられずに跳ね返した結果が離婚だ。
あいについても同じだと志朗は思う。
夜王のアフターホテルで震えていた子が昼キャバで再会した時に自分から契約を持ちかけてきた。
自分が産んだ子供を絶対に守るという強い意志がパワーレベルを大幅にアップさせるのだろう。
それは母として当たり前のことかもしれない。
でも志朗は離婚の後遺症もあり、そういう女性とは衝突を避けるために自然と距離を取ってしまう。
決して嫌っている訳ではないが、妹ともそんな状態となっていた。
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染濁 ©著者:谷川 俊
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