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6章:翠 (1/18)

6章:翠

翠は志朗を夜の遊びへ引きずり込んだ女性の1人である。
いや志朗の手を直接引っ張ったのは間違いなく翠だ。
翠は初同伴に遅刻してくる、カジノ遊びに夢中になる、客(志朗)から金を借りて返さない、更にはビンタをかます、小ママの立場でありながら喧嘩して店を短期で辞める等、お世辞にもしっかりとした女性とは言えなかったが、結論を先に言えば、志朗と切れることなく一番長く付き合いが続き、かつ一線を越えることがなかった女性でもあった。
翠と志朗の関係を時系列で確認しておくことにしよう。
・志朗は、あいと一緒に食事をしていた翠に大名寿司で出会う。但し、この時点で翠は志朗を認識していない。
・志朗は翠の後を追い、初キャバクラとなるBeginに入店し、2番目に席に付いた翠を指名する。そして志朗は翠からキャバクラのシステム等を教えられる。
・翠は志朗との初同伴に遅刻する。料金未払いのために携帯電話が止められていたとの言い訳。
・その後の同伴時に志朗をカジノへ誘う。その結果として志朗は数分間で10万円を失う。
・Beginが警察の立ち入り検査により閉店に追い込まれる。これにより生活が苦しくなると訴えてきた翠に志朗は(ある時払いの催促無し)という条件で10万円を貸す。
・その後、翠はカジノで爆勝ちしたとのことで、新たに開店した夜王のキャストに加わることなく、遊んで暮らすニート生活を送る。この大儲けしたことにより、翠は志朗に借りていた10万円を返却する。
・ニート生活中も翠と志朗は月に1〜2回のペースで会い、食事やスーパー銭湯、伊勢神宮おかげ横丁への日帰り旅行等プライベートで遊び、その関係は継続される。
但し、その代金は当然いつも全額志朗持ちであり、男女関係の進展は全く無し。
・カジノでの勝ち金が底を突きかけてきたことから、翠は東京に行き、銀座で働くようになる。
・銀座での収入が思うように得られず、翠は歌舞伎町において朝キャバも始める。
この辺りから話を再開していくこととする。

  
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染濁 ©著者:谷川 俊

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