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4章:紫乃
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それに引き換え、志朗は通常ボトルであるオールドパーをキープして飲んでいた。
「いいのかな?」
と確認したが、翠は
「志朗さんは私のお客さん。誰にも何にも言わせないから、リラックスして普通に飲んで楽しんでくれればいいよ」
と頼もしい回答をくれた。
結局、志朗は大した額の支払いをすることなく、2時間ほどで退席したが、帰り際にはもう紫乃はまともに歩くことが出来ず、這って席を移動していた。
(水商売も本当に大変な仕事だな)
志朗はつくづくそう感じながら帰路に付いた。
ペガサスはラウンジというだけあって、落ち着いた大人の感じがする店だった。
トロピカルフィッシュやBeginのように騒がしくなく、夜王のように財布の中身を心配するほどの料金でもない。
スタッフも紫乃ママ、小ママの翠、朱里、その他に翠が連れてきたという美奈、あとアルバイトキャスト2名と中々のキレイどころを揃え、黒服1名も加わった不満のない陣容となっており、志朗にとっては居心地のよい遊び場となっていた。
しかし、そんな状態も長くは続かない。
紫乃と翠が営業方針で衝突して喧嘩別れしてしまったのだ。
ペガサスは紫乃が任されている店であることから、当然翠は美奈を連れて辞めることとなった。
翠は悪い女ではないが、どうも気が強すぎていけない。
さすがに銀座で働き始めたときは肉体的にも精神的にも相当滅入っていて、志朗が守ってやらなきゃいけないと思うほどになっていたが、それも志朗のある行動によって自分本来の姿を思い出して吹っ切れたようだった。
何かにつけて翠が主導権を握ってしまうのであるが、そういう意味では志朗と翠の相性は悪くないのかもしれなかった。
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染濁 ©著者:谷川 俊
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