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1章:Begin
石田志朗は地下鉄東山線栄駅を降りて1番出口から外へ出た。
栄に来た理由はむしゃくしゃしたやり切れない気持ちを少しでも晴らすために楽しい酒を飲むこと、それだけである。
入る店はまだ決まっていない。
アパートを出る前に電話帳ほどの厚さがある情報誌を見てきたが、どの店も行きつけだった近所のスナックよりも若くて可愛いキャストを揃えている。
その代わりとして料金設定が高額となっており、この店に行こうという決定的なものを感じる店やキャストを見つけられなかった。
ただ最終料金に見通しが効きにくいクラブでは無く、時間制システムである程度計算が出来るキャバクラにしようとは考えてはいた。
街は秋の夕暮れが近づきつつあり、至る所でネオンが光り始め、時計を確認すると午後6時を過ぎている。
空き腹の飲酒は悪酔いしかねないのでまず食事をしようと思い、志朗は周囲を見渡しながら大津通を北へ向かって歩くとまもなく大名寿司という看板が目に入った。
店名から考えて高級店かと一瞬はためらったが、今日はけち臭いことはしないと心を決め、暖簾をくぐると
「いらっしゃいませ」
と威勢のいい声に迎えられる。
店内を見渡すといかにも庶民的な雰囲気であり、席に着いてメニューで確認しても志朗が知っている寿司屋と値段に大差がなかった。
まだ時間が早いためか志朗の他には若い2人組の女性客のみで、会話の内容までは耳に入って来なかったが、彼女たちの元気な声が店内に響いていた。
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染濁 ©著者:谷川 俊
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