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4章:叫び (1/20)

4章:叫び

黒川が帰宅しなかった数日間の間、結海は殆ど飲まず食わずで過ごしていた。



数少なかった食料品は手付かずのまま野菜は萎びれ、すっかり体力を失った彼女は点滴により最低限の栄養を摂取し黒川は懸命に看病を続けた。



あれから毎日側に居続け料理を作り食べさせている。
ひどい事をした彼を責める事すらせず彼女は幸せそうに微笑んでいた。




結海「 もう何処にも行かない? 」





黒川「 行かないよ。行く所も無いしな。 」





結海「 部下の人達は?」





黒川「 もう来ないよ。みんな解散。独立だ。 」





結海「 良かった。 」





黒川「 なんだ。あいつら嫌いか? 1人にレイプされかけたもんな。 」





結海「 されてたらどうしてた? 」




黒川「 どっかで聞いたセリフだなそれ。 」





結海「 あの人はそんな事しないよ。 」






黒川「 ...。 裕也? なんでわかるんだ。 」



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去り行く者達 ©著者:REN

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