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2章:偽り (1/22)

2章:偽り

翌日、彼女は辺りを見渡しながら階段を降りて来た。
黒川はキッチンに立ち、朝食を作りながら優しい笑顔を向けた。





黒川「 少しは寝れたか? 」





小さく頷いた彼女を、黒川は椅子に座らせた。





広いリビングには黒い皮のソファーがあり、大きなテレビの隣には青く光るシンプルな水槽が置いてある。





オープンキッチンはピカピカに磨かれオレンジやアボカド、リンゴなどの果実が大きな器に入っていた。






黒川「 食べれるか? 」






女「 食欲無い。 」





黒川「 少しでも口に入れた方が良い。 俺は黒川だ。昨日の奴らは部下。君は?何て呼んだら良いんだ。 」






女「 名前、捨てたの。 」






黒川「 そうか...。なら結海ってどうだ?結ぶ海。良いだろ? 」






彼女は小さく微笑んでいた。
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去り行く者達 ©著者:REN

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