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14章:ぐっちゃぐちゃ (2/33)

月曜日からいつもの毎日が始まる。

時々だった涼真からの連絡も以前のように毎日くるようになり、そろそろ営業再開するんだと感じた。


日の出営業に加えて、春樹のバースデーも終えた事でSHINEから随分と足が遠のいた。


水曜日の夜に涼真から電話がきた。
ついに土曜日からLYNXという店の1部営業という形で営業再開する事が決まった。

LYNX自体は日の出営業だそうで、その前の19時から24時までの5時間営業するらしい。


私はLYNXは行った事もなく、今回の事で初めて知ったお店だった。


涼真『りお、来てくれるよな?』

りお『うん、もちろんだよ』

涼真『土曜日は混みそうだからさ、1部なら平日でも来れるだろ?』

りお『そうだね、会社帰りに行けるし24時までなら次の日にも影響なさそうだから嬉しいなっ』

涼真『ゆっくり話したいから店が落ち着いたらおいで?』

りお『ありがとう、そうするね』


とりあえず、1回目は緊張するし麻帆と行こうと思っていた。
知らない箱だし。


さて…と。
土曜日どっか飲み行こうと思ったけど、ドルチェは再開初日で混むだろうしデリヘル後に飲み行くつもりだから時間的にも無理だなぁ。


SHINEに行くかなぁ。


となると。
私には片付けなくてはならない問題があった。

そう、來夢だ。


土曜日いるか分からないけど、行くなら片付けてからにしたい。


意を決して、來夢に連絡する事にした。

來夢からもらった名刺を取り出し、電話番号を打つ。


非通知にしようか悩んだけど、出ないかもしれないし通知しよう。


番号知られたって拒否すればいいだけだし。


少し緊張しながら携帯の発信ボタンを押した。
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こんな未来。 ©著者:月うさぎ

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