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10章:みんなの気持ち。 (2/33)

それからも相変わらず事務的なメールのやり取りのみだった。

なんとか、前みたいに戻りたい…そう思ってひたすら春樹に対して気を使う。

この1週間はSHINEにもどこにも行かなかった。

美沙も新たに仕事を始め、引越しをする為に忙しそうだった。

愛花とは相変わらず連絡は取ったけど、店ではすれ違いが続きなかなか会えず。

土曜日、いつもなら飲みに行ったけど…
呼ばれもしない、自分から行きたいとも言えない。

結局、営業時間いつもの挨拶メールが来るのみ。


久しぶりに、凛あずと飲みに行く事にした。
大野さんにお願いして、1時上がりにしてもらい、いつものバーで合流する事にした。

凛とは、毎日とまで行かなくともメールしていたし、お互いSNSを見ていたので近況はなんとなくわかっていた。


最後のお客さんが、23時から90分で事務所には1時前に戻れた。
大野さんが、もう上がっていいよと言うので上がらせてもらいタクシーでいつものバーへ向かう。

先に着いたので、1人でビールを飲んでいると凛あずがやってきた。

それから最近の話を改めて報告し合う。
凛もあずも相変わらずのようで、お店の話などを聞いていると…


あず「仕事どお?」

りお「会社の方じゃないよね?(笑)」

あず「うん…話したくなかったら話さなくていいよ!でも元気そうで安心した」

りお「良いお客さんに恵まれてるかも!もちろん嫌な人もいるけど…パパっと稼いでパパっと辞めるかな〜」

凛「春くんとは?愛花ちゃんとも大丈夫なの?」


そこで、この前の店での事や最近の春樹との関係を伝える。

2人は黙って頷いて聞いてくれた。


凛「りーちゃんには申し訳ないけど、やっぱり春樹くんは愛花ちゃんが本命なんだろうね」

りお「……うん、りおもそう思ってる」

あず「まぁ気持ちなんて、いつまで続くか分からないしね」

りお「うん…私もどうしたらいいのか……」

凛「りーちゃんが納得いくまで頑張ればいいんじゃない?あずの言う通り、今は愛花ちゃんが本命っぽいけど、それがいつまで続くか分からないし」

あず「そうそう、突然りおの魅力に気付いちゃうかもしれないしね〜(笑)」

凛「春樹くん、見る目ないな〜(笑)」


それから色々と話して、凛あずはホストへ行くと言っていた。

私は…そんな気分でもなく。
2人と別れ、家に帰った。
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こんな未来。 ©著者:月うさぎ

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