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5章:笑顔にしてあげたい (38/38)

昔タバコを吸っていた。
でも当時付き合ってた彼氏にやめてって言われて元々そんなに吸わなかったのもあり、タバコはすぐにやめた。


でも、ホスラブを見ていたら衝動的に吸いたくなった。

美沙は、ぐっすり眠っていたのでコンビニに行くと置き手紙を残しタバコを買いに行った。

タバコと美沙用にお茶を買い家に帰ると、美沙は起きていた。

帰ってベランダでタバコを吸う。
久しぶりに吸うタバコは当然ながらクラクラしたけど、心地良かった。

少し気持ちが落ち着いた気がした。

ふと部屋の方を見ると美沙が驚いていた。

少しだけ吸って部屋に戻り、美沙にホスラブを見た事とタバコが吸いたくなったと話した。

美沙は、ただ黙って話を聞いてくれた。


美沙「ホスラブ見るなって言っても無理だから。でも気にしすぎないで」

りお「うん…分かってはいるけど…無理だ」

美沙「明らかに僻みだよ、気にしちゃダメ」

りお「うん…でも今日からダイエットする」

美沙「りーちゃん太ってないよ?それ以上どこ痩せるの?」

りお「足を細くしたい…」

美沙「誰か分からない人の陰口なんて気にしないの」

りお「うん…」


それから春樹にメールを返す。


>お疲れ様、こちらこそ今日もありがとう。
>ねえ、店で寝てたんだよね?
>つぶれてたんだよね?


それから徐々にタバコに慣れ、普通に吸うようになっていた。

1mgだしすぐやめられる。
今だけ…今だけ……

そう言い聞かせながら、それからタバコを吸うようになってしまった。

そして、春樹に対してだんだん疑うようになる。

誕生日が近いんだから。
仲良くしていたいのに。
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こんな未来。 ©著者:月うさぎ

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