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5章:笑顔にしてあげたい
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次の日。
昼過ぎまで寝ていた。
休みの日でも、飲んだ日でも、朝はきちんと起きると決めていたのに。
この頃からどんどん生活が崩れる。
まぁいっか、
次からちゃんとする、
そんな甘えばかり考えて、自堕落な生活を送ってしまっていた。
聖弥と別れてからSNSを見て、雑誌を読んで、ダラダラしていた。
寝たのは4時過ぎだった。
起きてからコーヒーを飲んでパンを食べながらテレビを見ていると、春樹からメールがきた。
>おはよ!
>美容院行ってくるね☺️
>今日来れそう?
最後に行ってから2週間以上が経っていた。
会いたい気持ちはある。
でもエースさんの事が気になって仕方ない。
どうしようかと悩んでいたら美沙から電話が来た。
美沙『もしもーし』
りお『おつかれー』
美沙『りーちゃん、今日ってバイト?』
りお『ゴールデンウィークは会社もバイトも休みだよ』
美沙『本当にー?今日飲まない?』
りお『今日かー…King?』
美沙『ううん、良かったら私をSHINEに連れてってくれない?』
りお『本当に?』
美沙『うん!行ってみたくて』
りお『実は今日行こうか悩んでたの!じゃあ行こうか?』
美沙『やったー!』
りお『美沙ちんは家?』
美沙『うん!りーちゃんに合わせるよ!どうする?』
りお『じゃあさ、飲み行ってから行く?』
美沙『それもいいけど…りーちゃん家で飲まない?』
りお『うち?りおは平気だけど…うちでいいの?』
美沙『節約(笑)』
夜に美沙がうちに来る事になった。
電話を切って春樹にメールする。
>今日なんだけど初回の友達連れてっていい?
>良ければ行こうかな🎵
美沙は22時頃に来ると言っていた。
春樹へメールを送り、昼寝する事にした。
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こんな未来。 ©著者:月うさぎ
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