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4章:進んだ先に見えるもの (3/31)

奥の席に案内された。
すぐにセットを持ったホストがやってきた。

そこで指名する場合は焼酎ボトルを入れないといけないと説明された。
真由美から聞いていたので、そのまま頷き割ものは烏龍茶を頼んだ。

ビールもあり、1本1,000円で2本ごとに頼めると言われた。
春樹が、ビール飲んでもいい?と聞かれ頷いた。


すると、代わる代わる色んなホストが挨拶に来た。
そして、最後に聖弥が嬉しそうにやってきた。
ビールを運んできたホストに、ここは大丈夫と伝えビールを受け取り丸椅子に座った。


春樹「ごめんね、ご馳走様だけしてくるから待っててね、すぐ戻るから」

そう言って私の頭を撫でて席を離れた。


聖弥「りーちゃん、ついにだね!ありがとう。」

りお「そんなそんな…てゆか、1人だから本当に不安なんだけど」

聖弥「俺がいるじゃん!春は今日お客さん来てないし、ずっと居てくれるから大丈夫だよ」

りお「うん…」

聖弥「ビールにする?焼酎?」

りお「薄めの焼酎で…」

聖弥「へたれ〜(笑)俺ももらっていい?」

りお「もちろん!」


聖弥はほとんど焼酎を入れずに作ってくれた。
そして、2人で乾杯する。


りお「真由ちゃんは今日は?」

聖弥「今日は仕事だって。あ!キャバどお?」

りお「楽しいよ!でも、春くん達には言わないで?恥ずかしいから」

聖弥「恥ずかしくないよ、立派な仕事だよ!でも大丈夫、誰にも言わないから」

そう言うと春樹が戻ってきた。


春樹「せい、ありがとね!俺ビール〜」

聖弥「はいはい」


手馴れた様子で春樹のビールを用意した。

聖弥「じゃありーちゃん、俺行くね」

りお「えー!寂しい…」

春樹「なんでよ!俺がいるじゃん!」

りお「そうだけど…」

聖弥「大丈夫!なんかあったらせいーって呼んで?すぐ来るよ」


そう言って聖弥はグラスをコツンとあてて笑顔で去った。
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こんな未来。 ©著者:月うさぎ

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