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12章:withered。 (1/7)

12章:withered。

季節は冬。

クリスマスも終わり、街はいよいよ新たな年を迎える準備に勤しんでいた。

アレだけ沢山あった街のクリスマスイルミネーションや、巨大なクリスマスツリーも、何処かに消えていた。

これこそが本当にサンタさんがくれたクリスマスマジックではないのだろうか?

街を歩く人々の幸せそうな笑顔を見る度に、僕の心は哀しみに染まって行く。

人の流れを押し退けるように、潮の流れに逆らうように、僕は人混みを逆方向に歩いていた。

確信があった。

僕にはわかる。

必ず。

必ず。

彼女は。

江迎さんはアソコに。


アソコにいる。

ハズ。


だった。

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僕が夜の世界で生きてくために。 ©著者:yorunoyami20

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