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3章:2.私は天使だった。 (4/4)

あっ、言ってしまった。

と思った頃には遅かった。


いつもヘラヘラしている太陽が、目を見開いて驚いた顔して私を見ている。

「どうしたの?」

『…』


本当にどうしたの?だよね。

ドキドキから一転、
血の気が引いていくのが分かった。


目の前が真っ白になりそうになりながら、
何か言わなきゃ!と考えたが何も出てこなくて、泣き出しそうになった。



「音?音…。聴いて?あのさ。」


涙目になりながら、
背の高い彼を見上げると、

いつものヘラヘラ顔とは打って変わって、
見た事ないくらいの真剣な顔の太陽がいた。


『はい…。』


「…俺も音が好きなんよ。」




耳を真っ赤にして、
眉を顰めながら、
照れ臭そうにした真面目な顔をした太陽。



また眩暈がした。

今度は眩し過ぎて、


また息苦しくなった。


あまりにも今この瞬間が嬉しくて、



尊くて、
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ただ息をする様に ©著者:天使.

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