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13章:大出力
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13章:大出力
なっかしいCDが物置きからでてきた。なんか、大出力で聞きたくなる。
大切に使っていたオーディオ、50W+50Wの大出力システムコンポも残っている、一生懸命貯金して、アンプ、CDプレーャー、スピーカと買い揃えたものだ、
物入れみたいに無駄大きいスピーカに信号を入れると、大きな箱をうならせ音が響く、そんな昔を聞きたくて、埃を払っておっかなびっくりアンプに電源を入れたんだ、レベルメータが光るとほっとし、ちょっと感動した。
まだまだ現役で活けるなそんな気分になる、 ギターとか、ピアノとかと同じで、スピーカのでかい本体が、楽器の一部分に変化したような、自然な音で静な曲を響かせる、テーブルの上に、ちょっと贅沢した料理、笑顔の女性がいれば、 無駄にでかいスピーカも宝箱がおいてある様に感んじるだろうな、
僕はサラダぐらいしか準備できないのが残念だけど、君の日記にお出ましする料理があればと、勝手なことを考えている。
こいっ一時、壊れたんだょ、 古くて単純回路の増幅アンプ、 秋葉でトランジスターを調達して、生きかえらせた。なんか必死に直したものなんだ、
素敵な音が戻ると、ぜったい捨てられないほど愛着がわいくる。
長く付き合うのはこういうことかな。
引かれて手に入れた物って、何かぼくの心を摑んでいるんだろう。
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3番目がいい(君ってイイヤッだから続編) ©著者:海大好きマー
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