数年間付き合っていたタツヤ。そんな彼には兄貴が居た。
彼はどっか遠くで1人で暮らし、よくわからない地味な仕事をしているらしい。



数年間に一度しか帰って来ない。
それも別に用事がある訳でも無く、急に来て1日だけ泊まり帰る。





弟である彼も、兄貴はどんな人間か良くわからない。何を考えてるかもわからない。全く似てないと言っていた。





頭は良い人らしいが、それを活かさずフリーターをしているとか。





ともかく、そんな彼と一度、たった一度だけお会いした時のお話。