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3章:救世主と部外者 (1/3)

3章:救世主と部外者

これもまたその倉庫内管理をしていた時の話です。
私が行っていたのは第一倉庫と呼ばれ、自宅から1番最寄りだった為いつのそこで仕事をしていました。



しかし、近所には第○○倉庫と一ヶ所では無く何ヶ所かに分かれてるんです。





そして、たまーに、本当にたまーにですがヘルプとして派遣が派遣されるらしく...





いつもの様に呑気で温厚な社長に送ってもらい会社に到着、次々と他の派遣会社のバイトも集まり事務所で振り分けが開始された。




〇〇さんと〇〇さんと〇〇さん、ヘルプで第二ね!





多分皆んなの心は「 えー!!最悪ヘルプかよー! 」




だったと思う。




だって、いつものこの倉庫内なら、どこにトイレがあり、どこに何の部署があるか、食堂はどこか、殆どの人が把握してるから。





でもその日連れてかれるのは第二倉庫...






まず派遣された派遣メンバー、20人くらいが駐車場に停められたマイクロバスに乗せられ強制配送されます。





走行時間片道20分ほど。その間、第一に残るメンバーはもうとっくに作業開始してるだろう。
そう考えたら呑気にバスに乗り風景を眺めてる私達、この時間ももちろん時給に含まれている。
最高じゃん!って思うかも知れないが行った事のある人は知ってるんですよ。最悪だって。





第二倉庫到着、すると第二の社員が私達を中に案内し言い放った。


「 その辺に荷物置いてねー! 」





だよね。 派遣バイトにロッカーなど皆無。 埃まみれの床に置けと、財布や鍵や携帯や弁当が入ったバックを、きったねーこの床に、置けと。




ちなみに第一倉庫では事務所にコンテナがあちこちに置かれそこに荷物を置いてます。
カーペットの事務所。ロッカーでは無いがカーペット。




第二に派遣されたら埃まみれの床。

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人種観察 ©著者:REN

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