夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
2章:スルーする輩
(1/2)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
2章:スルーする輩
これは昔、まだ10代だった頃の話。家の事情で高校へは行かず中学を卒業してすぐ働き始めた。
免許も無く、実家は田舎だった為働ける会社は少ない。
年齢も若過ぎた為、派遣会社に登録しその社長に送迎をしてもらい仕事に行っていた。
仕事内容は倉庫内管理。 街に出回る服やブランドや雑貨類は馬鹿でかい倉庫に集めれ、検品や仕分けをされる。
その作業をするのが派遣バイトの私達だった。
ほとんどが女性、おばさんから主婦から若い人から沢山の女達が集まっている。
1日で辞める人、週2日しか来ない人、毎日来てる人、様々だ。
男性バイトは少人数しかいない為力仕事を任される。ほとんど単純作業の私達とは一緒にはならない。
朝のミーティングで社員から振り分けられ、何階のどこの部署に行って下さいと指示され向かい、そこで何をするかを聞き作業開始。
終わったら次の場所、終わった次の場所と1日中倉庫内を歩き回る。
まるでアリの大群がリーダー指示の元、あちこち群がっているかの様だ。
その日の仕事内容はピッキング作業だった。
リスト表に書かれた品番の商品を広いエリアにずらりと並ぶ段ボールから探し、空の大きな棺桶のような段ボールに詰め込む作業。
リスト表が入った棺桶段ボールは何十個もあり他の部署に配属された派遣が次々と作ってくる。
それを私達がピッキングし終わったら棺桶段ボールをまた他のグループに受け渡す。
その日のピッキングメンバーは20人ほどいただろうか。
皆毎日違う所に配属される為顔見知りはあまりいない。 黙々と作業していくだけ。
正直、誰が社員で誰が派遣で誰がリーダーかもわからないほど、その倉庫内には何百人もの人間が働いていた。
いつもの様に棺桶段ボールを手に取り中のリスト表を手にしピッキングし埋まった段ボールを送り出す。
また新しい棺桶段ボールを手に取りピッキングし送り出す。
また新しい棺桶段ボールを...
<前へ
2 /232
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
人種観察 ©著者:REN
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.