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39章:波長があえば
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39章:波長があえば
波長があえば
僕は、無線機でたまにあそぶ、面白いんだ大出力なら何処でも飛んでいく、だか、波長が相手とあっていないと通じあえないんだ、ぎゃくに微々たる出力でも、波長さえ合えば多少の壁は飛び越えて通じ合える。旅先でも多くの人とお喋りしたんだ、 無線の話しばかりでないよ、
旅先では、地元の情報を発信してもらったりしてる。そうするとね、山の向側に移動しても、そんな障害を飛び越えて話したくなるんだ。
横須賀にいる父親が天国に行った、その時、僕は仕事で遠く山形県にいた。ま夜中でさえ、どんなに車をとばしても、7時間はかかる。ひとりで仕事をしていたんだ、
外は、どんよりと黒い雪がかり、白いわた雪が降っていたのを覚えている。
どこからか、冷たい風が吹き抜けた。
ふと、後ろに何か黒に影が、今想うと父が僕を心配して会いにきていたんだ、
ブルル、携帯が振動する。
大変、お父さんが、母からの電話だ、
人って、大切にう思う人がいると、心臓の鼓動、体を流れる力が共振し、どんなに遠くにいても繋がりあえるのかな、 山形県は、盆地で奥羽山脈や蔵王連山の白い雪壁に囲こまれている。
そんな場所にいたって、愛情って感じるんだなって、強く考った。
コロナ不景気でリストラだ、移動や転機、別ればっかりなんだ、僕は無性に寂しくなり布団にとびこんだ、寝れないな、胸がいたい。
そんな時、非痛な叫び声が聞に入った。
かみさんが、寂しい夢をみているようだ、
僕の気持ちがシルクに向けて飛んで行くのを、感じてしまったかな、
僕は正直だから、一番波長があう人に最後はいっしょに笑うんだ。
ぼくの心臓がどきどきって、何を感じたいのか、わかってほしいな、
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