8章:聖なる夜ー２ー (3/21)

ーーー前回からの続きーーー



自宅の鍵を忘れて自宅に侵入できないケイタ＆リコちゃんのために、焼肉店の従業員の運転する車で一旦自宅へ戻ることになったケイコパイセン…

店内からケイコパイセンが消えたことを確実に目視したオッサン…

隣のテーブルに座る美女２名に早速ガッツクように話かけました！笑


オッサン
『さあさあ！お邪魔虫＆疫病神＆金食い虫がいなくなったので、遠慮なくケーキを食べてください！笑』


ヒロユキ
『あらら！笑　ケイコちゃん…酷い言われようだね！笑　ケイコちゃん聞いたらめっちゃ発狂するんでないの？笑』


オッサン
『いやいや…たまにはね…ヒロユキくん！こんな素敵なレディーとのプチ合コン的なことを楽しんでも罰は当たりませんから！笑　そう！時折な…鬼のいぬ間に洗濯！じゃないけどよ…オッサンだってな…メンタルやられちゃいますから！笑笑』


その…オッサンの『鬼のいぬ間に洗濯』の言葉に怪訝そうな表情を浮かべたすごくイケメンだけどすごくアホなヒロユキ…


ヒロユキ
『えっ！何？　もしかして…オッサンさ…家で家事ってか洗濯もしてるわけなの？』


オッサン
『かぁー！オノレはアホか？笑　これだから学のないヤツは困るんだよな！笑　字引きってか…スマホでググってみなさいよ！笑』


そんなやり取りをニコニコしながら隣で聞いていたミナさん…


ミナさん
『アハハ！笑笑　アタシ！わかります！笑　鬼のいぬ間に洗濯！笑　なんですけど…字引き？って、どういう意味ですか？』


オッサン
『あっ！笑　失礼！笑　字引きなんて現代では言わないね！笑　字引きとは…国語辞典ですね！笑』


ミナさん
『そうなんですね！笑　アタシ…今日でひとつ賢くなりました！笑』


その今日でひとつ賢くなりました！の表情、その声、そしてその…ヘアースタイル…


オッサン
『あの…お姉さん…その声、その表情、その髪型…お姉さん…もしかしてマスカレードホテルにキムタクと一緒に出演してませんでした？笑』

オッサンのその問いかけに…ぽーっと頬を赤く染めるミナさん…

間髪入れずに続くヒロユキ…


ヒロユキ
『あっー！本当だ！笑　我が焼肉店に長澤まさみちゃんが来てるー！笑
おーい！誰かマジックと色紙と写ルンですを持ってこいっ！笑笑』