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5章:第五章

いっそのこと殺してやりたい。

夕貴が他の人と一緒になることを想像しただけで、気が触れてしまいそうだ。

富美子の心の中には夕貴に対する殺意が芽生え始めた。

今まで人に対して殺意が芽生えたことはない。

宗彦の看病をしている時に二人で心中をしたいと考えたことはあったけれど。

富美子の手は怒りと悲しみによって震え、煙草すら持てないほどだった。

私の人生なんてもう人生終わったようなものだ。

富美子は「ふふ」と不吉な笑みを浮かべた。
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塀の向こう側で ©著者:えだまめ

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