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4章:第四章 (12/12)

「富美子、はっきり言わせてもらうよ。

俺らが一緒になることは金輪際無い。

店やマンションに来たりするのも辞めて。

本当に傷付けてごめん。

俺、実は最近付き合いだした人がいるんだ。

結婚も考えてる」

富美子は肩を落とした。

「そうなんだ」

「どうか体には気を付けて。今まで本当にありがとうね」

「こちらこそ」

富美子は立ち上がり、ふらふらとした足取りで歩き出した。

愛する人からこんな辱めを受けるなんて思っていなかった。

富美子の口の中は血の味が広がっていた。
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塀の向こう側で ©著者:えだまめ

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