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4章:第四章 (10/12)

「夕貴、もう一度聞くわ。

私のことは身体だけだった?」

「いや……」

夕貴はメニュー表を手に取りながら、視線を下に落とした。

「そういうのではない。俺はホストとしての仕事をしていたつもり」

富美子は夕貴の手を取り、自分の胸の前まで持っていった。

「会いたかった。本当に会いたかった」

富美子は涙をこぼした。

隣のテーブル席に座るホストとその客と思われる男女が呆然とこちらを見ている。
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塀の向こう側で ©著者:えだまめ

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