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2章:第二章
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「愛しているわ」
富美子は両手で夕貴の顔を包んだ。
「ありがとう。富美子は本当に大事な人だよ。いつも支えてくれてありがとう」
「愛してるって言って…」
「そんな風に簡単に言ったら言葉の重みがなくなるだろ?」
夕貴は富美子の頭を撫でた。
「夕ちゃん、意地悪ね」
富美子は夕貴の腕を引っ張った。
ーー二回戦の相手をさせられた夕貴はぐったりとベッドに倒れ込んだ。
色ボケババアの性欲半端ねえ、と思っていても口にはできない。
さすがに疲れた富美子はすぐに眠ってしまった。
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