それから3ヶ月程経過してしただろうか。

友人と、Aちゃんと知り合った日本酒バーへ足を向けると、常連のおじさんグループと目が合った。

「おー、ふうかちゃーん！久々！死んだかと思って香典送るとこだったわー」

「えー、マジっすか？ありがとうございますっ！じゃあ十四代龍泉か黒龍の無二でお願いしまーす笑笑」


おじさん達に手招きされ、私達はおじさんグループの輪に入った。


最初は近況やたわいもない話、常連同士が恋人同士になっただの、おじさんグループの一人にお孫さんが出来ただのの話で楽しく盛り上がってた


が、暫く経過しておじさん達の酔いが結構回ってきたその時


おじさんの一人が小声で
「ふうかちゃんさ、Aちゃんと仲よかったよなぁ。最近連絡取り合ってる？」

嫌な予感がした