夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
5章:和子の悪行の数々
(3/3)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
あれは私と夫が付き合って一ヶ月位の頃だった。
義父が急死した。
その日デートで待ち合わせてた場所に「ごめん今日行けない」と雅から連絡が来た。
私はまだ家族に面識もなかったので葬儀等も行かなかった。
と言うより雅に「来なくて大丈夫」と参列をお断りされた。
後に…
義父が実家車庫で首を吊っての自殺であったと知った。
結婚してずっと後になってから夫に聞いた話。
闘病中で足も不自由で杖をついて歩いてた義父に対して
和子の言葉や態度での虐待が凄かったらしい。
元々は夫が子供の頃から夫婦喧嘩が日常的にあり
激怒した和子が「みんなで死のう」と縄で子供達をくくりつけて火をつけようとしたり、農薬飲んで自殺未遂騒ぎを起こしたりとあったそうだ。
そんな気性の激しい和子が
それまでお金で苦労させられてきた義父が弱って毎日家にいたら
それはもう復讐かの様な日々になるだろう…
そんな義父の毎日を想像すると可哀相になってくる。
そして車庫の天井に縄を括り付けて命を断った。
姑はパートから帰ってきてそれを見つけて
すぐ分家の隣家の嫁さんに助けを求め警察が来たりで大騒ぎだったらしい。
そして10年ほど前
夫は言った。
「親父は足が悪くて階段どころか段差すらも登ったりできないんだよ。そんな親父があんな脚立に乗って車庫の天井にロープかけたり出来る訳がない。遺書もあったらしいが処分されてたみたいだ。俺は…お袋が手を貸したんじゃないかと疑ってる」
私の家も不仲で私が幼稚園の頃には両親は離婚してた。
そして呪いの言葉の様に何年も父の悪口を言い
挙げ句の果には私はあのクソ父親に何もかもそっくりだと
汚いものを見るように睨み吐き捨てられる事が多かった。
仲の悪い夫婦、仲の悪い家族は沢山あるだろうけど
こんな身近に自殺を手助けする様なドロドロした事が起こるとは信じ難かった。
それでも、この時の義父の死で保険金額がおりて
実家の借金は無くなった。
それまで義兄と夫が給料の大半を借金返済の為に実家に入れてたけど…
初孫が産まれてから今は七人の孫が居るが
和子は「アイツ(義父)は孫の顔も見れなくてざまあみろだわ」と時々言っていた。
和子怖すぎるよ…
<前へ
13 /17
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
良薬口に苦し ©著者:ぷんこ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.