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6章:欠けた月 (2/4)

2019年12月26日(木)

クリスマスを終えた我が家は、いつもと変わらない様子だった。

だが何処と無く兄貴達の様子は、少しいつもと違っていた。

きっと色んな感情が交差しているんだろうと俺は、考えていた。

それは、俺も一緒なのだから理解するのは、簡単だった。

話し掛けても何処か上の空で何かを考えてる兄貴。

それでも蓮や向日葵と過ごす兄貴達は、いつもと変わらぬ笑顔で楽しそうに遊んでいる。

その姿を奈緒と二人で見ていた。

奈緒「勇ちゃん…」

俺「どうした?」

奈緒「家族が増えてさ増える事って何だと思う?」

俺「ん?クイズかい?おまいさん」

奈緒「何だと思う?」

俺「簡単だよ。会話と笑顔っしょ」

奈緒「ご名答」

俺「楽勝」

奈緒「お兄さん達もきっとそうなれるよね?」

俺「だろうな」

手を握りそんな事を話していた。
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指切りげんまん ©著者:ダディ

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