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5章:覚悟
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俺達は、手を握り揺れ動く覚悟を確固たる覚悟に切り替えようとしていた。
中々決まらぬ半端な覚悟に、緩みきった目頭を右腕で拭う。
俺「兄貴…俺もし生まれてくる子供を兄貴達に渡しても…親をやめる気は、更々ねえ」
兄貴「…」
俺「親戚の叔父さんと叔母さんとして接するつもりもねえ。ずっと親であり続ける…入学式には、親として参加する熱を出しゃ水枕持って北海道から駆け付ける。離れて暮らしてもでしゃばらせてもらう」
兄貴夫婦は、大粒の涙を流して無言で俺達を見る。
俺「俺は、俺と奈緒は、親であり続ける…それが俺達の条件…いや願いだ」
無言で頷く兄貴と姉さん。
正解なんてあるのだろうか?
親子の形って何だろう?
妻と蓮を隣で見ていて思った。
血の繋がりが全てじゃねえ。
但し俺達の出した答えは、兄貴達の子供を生むという事だった。
実の親
育ての親
実子
養子
どれだけ考えてもどれが正解なんて分からない。
でも俺達は、いずれ子供を手離す。
それが俺達四人の親が出した答えだ。
これから生まれてくるであろう子供に、将来四人の親が居るんだよと伝えても悩む事は、あるだろう。
俺達が出した答えは、正解かも間違いかも分からない。
たった1つ離れ離れになっても淋しい思いをする事は、無いだろう。
兄貴に育てられた俺は、知っている。
この人がどんなに凄い人なのかを。
まだまだ先の話かもしれない。
でも近い将来の話かもしれない。
妊娠すれば離れる日が逆算して始まる。
決まる覚悟もあれば
決まらぬ覚悟もある
俺達四人の親がひとつの命を話した日。
そんなある日の出来事。
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