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2章:ダブルワーク (7/7)

漁港に向かい釣り竿を二人で投げて釣りを始めた。

1時間が経過…

蓮「お魚さん寝てんのかなぁ」

俺「かもしんねえな」

2時間が経過…

蓮「お〜い起きろぉ」

俺「寝坊助な魚達だな…」

3時間が経過…

蓮「鳥さんがあんなにいっぱいいるど」

俺「…」

既に釣り竿を置いて他の遊びをおっ始める息子。

4時間が経過…

蓮「お昼寝するど」

俺「くっ…」

終いにゃ寝る始末。

5時間が経過…

俺は、釣り竿を車に片付けて帰り準備を始めた。

助手席では、幸せそうに昼寝をしている息子。

俺は、海面を見た。

俺「水温が低いとか言い訳になんねえからな。せっかく来たんだから挨拶ぐらいしたらどうだ魚のくせに」

どっと疲れた俺だったが帰りにスーパーでアジを購入し、トランクのクーラーボックスの中にアジを放った。

俺「これでよかろう」

家に帰宅して玄関先にクーラーボックスを降ろす。

奈緒「釣れた?」

俺「中見てみろ」

奈緒「何で値段ついてんのよ」

俺「こんな寒いんじゃ釣れねえわ」

俺は、眠っている蓮を抱えあげて家の中に入る。

俺「かぁ重てえ!布団敷いてくれ」

居間に敷かれた布団に親子で横になった。

ダブルワークそれは、微々たる対価かもしれない。

マイホームローンの為と始めた事だったが、寝る時間、子供との時間、日曜の朝飯を引き換えに微々たる対価だった。

そんな事があった11月の出来事。
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指切りげんまん ©著者:ダディ

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