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5章:第五章

「軽い鬱ですね。お薬を出します」

ある日、琴美は心療内科にかかった。

デパス、睡眠導入剤、抗鬱剤の3種類の薬が処方された。

「琴美、ごめんな。辛い思いさせて」

龍はリビングに置いてあった薬を見るなり嗚咽をあげて泣き出した。

「俺、最低だよな」

「ううん、大丈夫。いま乗り切れば絶対幸せになれるから」

「絶対幸せになろうな」

無理やり出した龍の涙はすぐに止まった。

ーーああ、ついにこいつもファッションメンヘラになっちまったか。

めんどくせえな。

「愛してるよ。ずっと俺が側に居るから」
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Black Shadow ©著者:えだまめ

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