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4章:育て?
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日曜日の朝早くから起きて、家の掃除をしているとママから電話があった。
「もしもし、ママ?」
「瑠奈、どう?元気でやってるの?」
「うん、それなりにかな。」
「なんか声に元気ないけど。何かあったの?」
何故母親というものはこう、勘が鋭いのだろう。
私の涙腺が緩むのを感じた。
「たくみと別れちゃったんだよね」
「え、たくみくんと?!何で?あんなに仲良しだったのに」
自然と涙が零れた。母親は凄い。今まで涙なんか出なかったのに。たくみと別れ話をした時だって泣かなかったのに。私が、本当は我慢していたことに気がつく。
今までの経緯を話すと、ママは相槌を打ってきちんと話を聞いてくれた。
「でもさ、今まで私の事浮気しないでねって束縛して、自分が浮気したら1番大切なのは瑠奈だから別れたくない、っておかしくない?しかも浮気相手、私の同僚だよ」
「男は勝手な生き物なのよ。自分は良くて、相手はダメって生き物なの。パパで学んだでしょう」
うちのパパは、私が5歳の時に女を作って出て行った。
散々ママを外に出たら浮気すると言って働かせず、女を作ったらあっさりと捨てた。
ずっと専業主婦だったママがどれだけその後の再就職が大変だった事か。
女手一つで育ててくれたママには本当に感謝している。
「そうだね、その通りだよ。ママ」
「時間が解決してくれるわよ。瑠奈も、ちゃんとした優しい、瑠奈を心から愛してくれる人と幸せになりなさい。次こそはね」
「ママもね」
私達は笑い合いながら電話を切った。
ママはパパと別れてから再婚をしない。きっと、私を育てるので精一杯だったんだろうな。
電話を切って昼食を作ろうとすると、ショウから着信があった。
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1度でも本気で愛してくれましたか? ©著者:瑠奈
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