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1章:罪 (2/3)

テラステーブルに置かれたスマートフォンが新着メッセージを知らせていた。
俊はそれを手に取り宛先を確認すると、先程までの雑音やランチに来ていたOLの笑い声すら消え、時が止まった...



芳乃 【 津島家の取り壊し日が決まりました。9月1日 午前7時からです。 】



芳乃... 彼女からメッセージが来たのは久しぶりだった。
一言、元気? と挨拶をする事も無い。 淡々と事務的な報告で終わった。



津島家、 かつて俊が過ごした家。 あの頃の事を思い出すと胸が苦しくなり複雑な心境になる。



聞き慣れた波音や、いらっしゃいと笑顔を向けるあいつの声、お帰りと無邪気に抱きつく妹の顔...




そんな優しい思い出の先には、暗い記憶が蘇った...

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闇に包まれし屋敷 ©著者:REN

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