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2章:旅立ち (2/4)

ワタシは地元に帰る事にした…

まだ、なんとか、車椅子には乗れたから

車椅子に乗って介護タクシーで苫小牧まで行ってフェリーで敦賀に渡る予定…

敦賀から地元までまた、介護タクシーで移動して

そのまま、兄貴が見つけてくれた施設に入所する…

実家近くのS江市内にある施設…

名前を聞いたらT明さんが入所していた施設みたい…

ワタシはちょっと不安になって兄貴にこの事を電話で話すと

ちゃんと調べてくれてF田のT明さんはもういないらしい…

この事を聞いてちょっと安心した…

地元に帰って、また、あのF田の家と絡むなんて冗談じゃないから…

それから、移動中も痛み止めの点滴を続けないといけないから

麻実さんというアラサーの看護師さんを施設長の渡邉さんに紹介してもらった。

麻実さんにはワタシが地元の施設に入所するまで付き添ってもらう…
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貧困になった(その13) ©著者:Yoko

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