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2章:告白
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ワタシは
「愛華…ありがとう…
でも、愛華のその気持ちだけでワタシは十分よ…
愛華はまだまだ若いし、綺麗で素敵な女性よ…
そんないいオンナがガンでボロボロになっていくワタシの面倒なんてみなくてもいい…
そんな事より、いいオトコを掴まえて幸せにならなきゃ…
愛華…今の生活を掴むために散々苦労してきたでしょ?
サロンを持つために吉原のソープで2年も頑張ってきたんでしょ?
苦労した分、幸せにならなきゃ…
ワタシといたら幸せになんかなれないわよ…」
と自嘲気味に言う…
愛華はボロボロと泣き出しながら
「イヤ…そんな事言わないで…
ワタシ、陽子さんが好きなの…愛しているの…
陽子さんから離れたくないの…
だから、そんなひどい事、言わないで…
愛華を陽子さんのそばに居させて…
お願い…お願いです…」
と言いながらワタシに抱きついてくる…
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貧困になった(その12) ©著者:Yoko
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