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5章:蝕まれていく…
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バスに乗ったけど結構、混んでいる…
優先席しか、空いていなかったけど
ワタシは座らないで立っていた…
本当は座りたいけど
まだ、老人じゃないし、
ちょっとケバいくらいのメイクをしたオンナが
優先席に座ったら間違いなく、蔑んだ視線に晒される…
だから、我慢して立っている…
バスが揺れるたびに
腰に電気みたいな痛みが走らないか、ハラハラしながら手すりに掴まっていた…
バスは20分くらいだったけど
ハラハラしながら立っていたから疲れた…
近くのスーパーに寄ろうかって思っていたけど
買い物をして重い買い物袋を持つのが辛そうだから
そのまま、アパートに帰る…
歩きながら近くのスーパーが老人相手に週イチくらいでやっている
無料配達サービス
ワタシにも、してくれないかな…
と真剣に思っている…
ワタシにも無料配達サービスをしてくれたら
サービスの日は必ず買い物に行くのにな…
特にお米やビッグボトルのお酒なんかの重い物は必ず買うけどな…
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貧困になった(その11) ©著者:Yoko
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