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6章: 白薔薇
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『…代表 あんた意外に弱いですね』
沈黙を打ち切るかの様に秀二君が口にした。
『あんたって、秀君代表に何て口きいてるの?!』
花ちゃんが焦って横にいる秀二君の
腕を掴んだ。
『…いいんだ花ちゃん 秀二 続けてくれ』
秀二君は眉間に手を置いた後続けた。
『代表はあいつが自殺したの自分のせいだと思ってますか?それは違います。あいつは自分の人生を自分で決断できる男でした』
『………』
『どんなに酒や薬に溺れてもその意志だけは残っていたと思います』
その場にいた誰もが返す言葉がなかった。
『むしろそういった自我がギリギリ残っているうちに自ら消える事を選択したんだと思います。』
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狂ってた ラスト2 ©著者:弓
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