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1章:月世界 (7/7)


鉛の様に重いビール袋をかかえタクシーに乗り込み行き先を伝えた




座席シートに座り込んだ瞬間



ピキッ



と背骨から腰にかけて激痛が走った



‥‥えっ、何これ



私が怪我したの脚じゃなかったの?



段々吐き気が立ち込めてきて全身が異常な寒気に襲われてきた



『すっすみません、冷房止めていただけませんか?』





『はい?この蒸し暑いのに?あんた冷え性?なら最初からカーディガンとか持ち歩いてないの?』




舌打ちをしながら空調操作をされた


‥‥‥



感じの悪い運転手に当たってしまった





だが言い争う気力が無い




とにかく今は少しでもエネルギーを残しておかなくちゃいけない






『弓ちゃん?誰かに理不尽な事を言われた時はね、同じ人間扱いしない事だよ むかつく=意識する=そいつと同じ土壌に立っちまうって事だよ こんな下らない事は世界一馬鹿らしいだろ』




仕事で嫌なお客さんに付いてへこんでいた私に代表が笑いながらかけてくれた言葉を思い出した













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狂ってた ラスト2 ©著者:弓

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