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2章:パラノイア
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ベンチに座った
『ねえねえ見て弓今日は星めちゃくちゃ綺麗じゃない?』
トワに促されるままに夜空を見上げると本当にびっくりするくらい星が綺麗な夜だった
『俺星になりたいな』
『え?星?なんで?』
『漠然過ぎる夢だと思うだろ?だけどね俺、本当に昔から星になりたかったんだ』
『トワ‥』
『星になった時に初めて生まれてきた意味がわかる気がするんだ』
『生まれてきた意味』
『そう生まれて来た意味!弓は考えない?』
『‥‥正直色々辛い事が有りすぎてそこまで気持ちの余裕が回ってなかった』
『‥そうだよね俺のせいだよな』
そう言うとトワは私の身体を硬く抱き締めてくれた
『ごめん』
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狂ってた ラスト2 ©著者:弓
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