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7章:開始 (11/11)





佳代子さんの前ではとりあえず結婚するまで会わないって話したけど、絶対📱は見てるはずだから
いろんな情報を共有してあげる事にした。



三久「ねぇ、源一郎。
私ね、今頼まれて別れさせ屋みたいな事してるんだ。」



源一郎「何それ、本当にあるんだ?(笑)」



三久「あるのよ。だからね、もしその証拠が私の浮気証拠として挙げられても誤解しないでほしいの。」



源一郎「わかったよ。
相手はどんな人なの?」


三久「それがね。佳代子さんなの。」



源一郎「え?またどうして。」


三久「佳代子さんが付き合ってる人、実は私の昔の知り合いで😅
その彼女さんも勿論知り合いなんだけど、依頼されたのよ。」



源一郎「凄まじいね。
俺ね、たぶん本当に三久が浮気してたとしても俺に来てくれるなら許すと思うよ。
俺はもうないけど、誰でも間違いはあるから。」




三久「私もないから(笑)」


源一郎「わかってる。例えば、って話。
でも先に話しといてくれて良かったよ、ありがとー。」





三久「私はちゃんと源一郎だけ見てるから。」


源一郎「勿論俺も🎵」




こんなにうまくいっていいんだろうか、と。
自分でも、やりすぎだとは多少思ってるけど。
でも、1人の人生めちゃくちゃにしたんだから、と躊躇しなかった。


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人のもの ©著者:愛希

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