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3章:共有? (16/16)






そのままエレベーターに乗り
奥の部屋を開けた。
開けられていたクローゼットには何着かスーツがかけられていた。



佳代子「え?本当に住んでる?」


三神「はい。今回は1ヶ月だけ借りてます。期間で変えてるんです、ホテルを。」




佳代子「芸能人みたい。」



三神「憧れてますね。」




佳代子「十分オーラありますよ。」



三神「ありがとう👍

さて、どうします?
シャワーでも浴びて、それから飲み直しますか?」





佳代子「シャワー浴びたら、抱いてください…」




三神は黙って距離をつめて
さっきとは違う情熱的なキスをしてきた。






三神「良いんですか?僕で。」



佳代子「あなたが良い…」







シャワーを浴びてタオルだけ巻いて出ると次に三神がシャワーを浴びて腰にタオルだけ巻いて
私を連れてベッドルームに連れてかれて座る。




遊ばれても良い。
源一郎を忘れるには持ってこいだ。



三神「佳代子さんには、好きな人がいるんですか?」


佳代子「え?」



三神「やっぱり。そうじゃなきゃ普通はホストに抱かれたいはずがない。」



佳代子「過去にはいました。
三神さんもいるでしょ?」




三神「いました。1人だけ。
僕に度胸がなくて、清い関係のまま会えない人になりました。

彼女が今、幸せなら良いんですけどね。」







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人のもの ©著者:愛希

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