ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:恵梨香と陽子 (2/6)

ワタシは家に帰って

安ウイスキーをガブ飲みしながら

自分の中にいるデリ嬢の恵梨香と
プラベの陽子が押し問答していた…


〔あ〜あ、鉄板の太客を逃がしちゃったよ…

まだまだ貢がせられたんだよ…

これからどうするの?陽子…〕



《でも、陽子は本気で好きになりかかっているんだもん…

青沼さんの事…

だから、もう、嘘をついて騙して貢がせるなんて出来ない…》


〔ダメだね〜客は客だよ

色恋かけて大金をむしりとってやらなくちゃ…

それより、ひょっとしてまだ、ヒロ君の事が引っ掛かっているのかい?〕



《それはないかな…

ヒロ君にとってワタシは単なる都合のいいオンナ…

単なるセフレ…

もう、前みたく、ワタシの事、真剣になんて思っていないみたいだし、

ヒロ君と繋がっていても将来が見えないから…》



〔それは言えてるね…

ヒロ君と繋がっていても将来なんてないよ…

陽子はそのうちに捨てられるよ…〕



《うん、恵梨香の言うとおりだと思う…

でも、ヒロ君が忘れられないのは事実だけどね…》


〔忘れられないってアンタは馬鹿だよ…

確かに前はいいオトコだったし、アンタを大切にしてくれていたよ…

でも、今はどうなの?大切にしてくれてる?

アンタが言うとおり、アンタはあのオトコの単なるセフレだよ?

判っているの?〕

と自問自答している…
61 /209

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

貧困になった(その6) ©著者:Yoko

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.