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6章:納得、そして…
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ヒロ君も
「僕だってまだ、着けているよ
陽子とペアリングしたピアス、
アソコに着けたままだよ」
とワタシの手をギユッと握り締めながら呟く。
ワタシは
「ねえ、ヒロ君、抱いて…
陽子、もう、汚れてしまったカラダだけど
こんな陽子でよければ
抱いてください…」
とヒロ君にしなだれながら呟く。
ヒロ君は黙ったまま、手を上げてタクシーを呼ぶ。
そしてタクシーに乗ると
「宮の沢まで…」
と運転手さんに告げる。
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貧困になった(その5) ©著者:Yoko
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